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【ふくラボ!郡山探検隊】第58回「プロスノーボーダーのいる写真店。有限会社正円堂」

第58回「プロスノーボーダーのいる写真店。有限会社正円堂」


郡山市内に、プロスノーボーダーがいる老舗写真店があることをご存じですか?今回は有限会社正円堂の5代目、塩谷陸さんにお話をうかがいます。

        

    ふくラボ!スタッフわたなべは「有限会社 正円堂」へ!


    有限会社正円堂の5代目、塩谷陸さんにお話をうかがいます。

      有限会社 正円堂


      1900(明治33)年に印鑑、ハンコ、眼鏡屋として創業。2代目の頃からはカメラの販売も行っていたといいます。3代目の折、カメラ販売から撮影の事業へと展開し現在へ至ります。現在は、写真撮影と映像の撮影・編集までを一括して行う写真屋兼ムービープロダクションです。
              

        5代目の塩谷陸さん

                
        わたなべ「塩谷陸さんで5代目ということですが、いつ頃から家業に入ることを意識されていたんでしょうか?」

        塩谷さん「幼い頃からぼんやりと『将来的に家を継ぐんだ』と考えていました。本格的にこの世界に入ったのは19歳の頃です。当時は、サブカメラマンとして撮影に同行し、現場でどう動けばよいか、カメラの設定や撮影技術などを覚えていきました。誰かに教わるというよりは、様々な撮影を経験することで身に着けていったという感じです」

          スノーボード×カメラ


          わたなべ「塩谷さんはプロスノーボーダーとしても活動されていましたが、その体験が撮影に生きることはありますか?」
                  
          塩谷さん「はい。普通のカメラマンでは撮影が困難なロケーションでの撮影が可能です。たとえば、スキー場を滑走しながらの撮影は、他が真似しようと思っても簡単にできることではないと思います。また、“こう撮ったらかっこいい”とか、“迫力がある”という感覚も、競技としてスノーボードをやっていたからこそ感じるものかもしれませんね」
                  
          わたなべ「なるほどー!!その経験から見える風景や躍動感を捉えられるから素敵な写真や映像が撮影できるんですね!」
                  

            正円堂の作品

                    
            3代目が撮影。昭和33年頃、開成山五十鈴湖の水面に映える安達太良山(上)。
                    
            4代目の映像作品。平成5年頃、雪の会津路を力走するD51/POWER RUN(左下)。
                    
            5代目が撮影。厳冬期に訪れた、磐梯山、山頂から望む猪苗代湖と会津の雪景色(右下)。

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