経産牛の赤身肉

  • 更新日:2023/02/16
  • 公開日:2023/02/20
  • お気に入り数:0

今回調理していただいたのは、Hagiフランス料理店の萩春朋シェフ!

 

今回調理したメニューのポイントを教えてください。

萩シェフ:今回は経産牛の旨味を生かすため、シンプルにローストビーフで調理しました。ご家庭で作る際のポイントは、火の入れ具合。ミディアムレアを意識すると、程よい食感で切り分けた際の断面も鮮やかです。赤身肉を楽しむという意味ではステーキも抜群に合うと思いますね。

経産牛に関してどのように感じましたか。

萩シェフ:日本では食用としてあまりなじみがない“経産牛”ですが、フランス料理では一般的な食材として扱われています。母牛として体調を適切に管理されて育った牛ですので、食肉としても高品質。特徴は、身質がしっかりしていて、噛んだときに旨味を強く感じられます。他の牛肉に比べ、味が濃く熟成された旨味が楽しめ、脂身も少なくさっぱりしているので、どんな料理にも応用しやすいのではないでしょうか。

研究が進み、県内でも経産牛が広く流通するようになれば、我々の牛肉の提供スタイルも変化していくでしょう。経産牛を扱うということは、SDGsや食育を考えるきっかけにもつながります。これから福島県産経産牛の流通の広がりを願っています。

萩春朋シェフ、ありがとうございました!

おすすめトピック一覧へ戻る