元湯甲子温泉 旅館 大黒屋

砂枕 さん  （男性/栃木県那須郡那珂川町/60代/Lv.10）

初めて行った時、幹線道路から脇道に入ってからやや不安になるくらいの道のりでした。この旅館以外は何もありませんし、秘湯らしき雰囲気のわりに、建物はモダンです。そのバランスに戸惑いながら、日帰り入浴を申し出ました。案内通り進むと、そこには超極上の湯がありました。阿武隈川の渓流に佇み、秘湯と景観と古き建造物(定信公の安息所)を守り抜いている姿に感動しました。 （投稿:2019/06/13   掲載：2019/06/18）

アミュウ さん  （男性/福島市/50代/Lv.16）

阿武隈川の源流を眼下に見ることが出来るロケーションにある一軒宿です。日帰り入浴で訪れました。 本館の内湯「恵比寿の湯」は10人サイズの内風呂と、5人サイズの露天風呂があり、どちらも石造り。泉質は無色透明なカルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉で少し収斂味がありました。 内湯から一旦服を着て階段を下り、スリッパからサンダルに履き替えて、さらに長い階段、外階段を下り、阿武隈川にかかる橋を渡ると、基本混浴の「大岩風呂」(と女湯の櫻の湯)があります。 開き戸を二枚開けると、眼前に大岩風呂の湯舟が広がり少々びっくりです。湯舟は深さが110cmで、底がでこぼこしていてもう一度びっくりします。こちらはぬるめの無色透明無味な単純温泉です。 （投稿:2017/02/12   掲載：2017/02/15）

anti-aging さん  （男性/喜多方市/40代/Lv.21）

阿武隈川探索の後、汗を流しに立ち寄りました。秘湯と言われるだけあり、人里離れた場所にあります。冬は相当の雪が積もりそうですが、それがいいという方にはたまらないのでしょう。大岩風呂は巨岩がむき出しの野趣あふれる湯船です。木造のやぐらを見上げながらお湯につかっていると、広い海にでも入っているような爽快感があります。大河川・阿武隈川の源流に位置する温泉はさすがダイナミックというわけです。思いふけていると、混浴だったということを思い出し、にわかに恥ずかしくもなりましたがこのときは私を含めおじさんしか入ってきませんでした。水深が少々深いので小さい子どもは注意が必要です。秘湯というと古ぼけたイメージを持ちがちですが、館内は改装されたらしくとてもきれいで、むしろおしゃれでもあります。特に女性陣には受け入れられやすいでしょう。奥様との慰安旅行にはぴったりだと思います。ぜひ今度は雪景色の中で訪問してみようと思います。 （投稿:2016/06/21   掲載：2016/06/22）