麺たらふく

店主、自ら味わう。

ふくラボ！も味わう。

1971年に食堂として開業し、2010年にラーメン屋として再出発した「麺たらふく」。店の伝統を継承しながらも「独自の一杯」を目指し開発された2代目オリジナルのたらふくラーメンを、さっそく編集部もいただいてみた。

まずはスープから。一口飲むと、醤油の旨味と香ばしさが口いっぱいに広がっていく。動物系の出汁も香味野菜によってうまく調理されており、臭みや雑味もないスッキリした味わいである。さらに背脂がマイルドな口当たりを演出。飲んだ後も口内にほどよく余韻が残る、非常に印象的なスープだ。次に麺。ゆるやかに縮れた麺は、まろやかなスープともよく絡み合っている。また、のど越しとコシの強さも良好で、食べ応えも抜群。チャーシューも適度に脂が乗っており実にジューシーな味わいだ。そして自家製の醤油タレが肉の旨味を存分に引き立てているように思える。さらにメンマや煮玉子といった、丼を彩る自家製具材たちも見逃せない。メンマも煮玉子も味がとてもよく染み込んでおり、一つひとつが確かな存在感を放っている。

2代目のこだわりが詰まった一杯を、ふくラボ！ユーザーさんもぜひ堪能していただきたい。

（取材：イデオン大原）