『ふくしま旅ラボ会議~SEASON 2~』Vol.3〈只見町の旅〉
福島県の魅力をPRする「HAPPYふくしま隊」のメンバーが、調査員としてふくラボ!に帰ってきた!
個性豊かなメンバーとともに、福島県内各地の魅力をお届けします。
第3回目は只見町!豊かな自然に囲まれた町で癒され旅!(編集:なな丸)
- 更新日:2022/07/13
- 公開日:2022/08/16
- お気に入り数:1
取材は、スタッフ、モデル全員がマスク着用のうえ行っております。
試食や撮影のタイミングでのみ、マスクを外しております。
ご理解、ご了承の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。
第3回研究報告 in 只見町
【豊かな自然を感じる癒され旅!】
今回の舞台は、奥会津“只見町”。
▶只見の自然、歴史、生き物について、じっくり学べる施設!?
▶只見のおいしい水や空気から生まれる、こだわり十割そば!?
▶視界いっぱいに田子倉湖が満喫できる!ブランコもある休憩所!?
いざ調査を開始!
今回の調査員はこの2人!
今回の調査員はこちらのお2人!
(写真左)只見町の木・ブナのポーズを披露してくれた、美湯さん(笑)。
美湯さんの最近のマイブームは“500円玉貯金”なのだそう!
お財布に500円玉を見つけると、レトロなブタの貯金箱にイン。
500円玉でお釣りがもらえるように計算してお会計をするときもあるようです。
「今年中に貯金箱をいっぱいにできたらいいなぁ」と意欲を見せていました♪
(写真右)以前から“謎解き”が好きだという、剣さん!
ネット、テレビ、Youtubeなどを使い、よく謎解きに挑戦しているそうですよ。好きが高じて、ご自身で謎解きの問題を作ることも!
HAPPYふくしま隊の公式Twitterにて、「#剣の謎解き」で出題しています。
剣さんと同じく謎解き好きな方、ぜひチェックしてみて~!
ところで、剣さんのポーズは・・・?
只見町に出没する、ある動物のマネをしてくれています!
下へ読み進めてみて!
町についてより詳しくなれる!
只見町ブナセンター
まずは、只見町について詳しく学ぼう!
ということで訪れたのは、只見町ブナセンター。
ここでは、自然やそこにいる生き物の生態、さらに町で暮らしてきた人々の歴史などについて、展示を通して学ぶことができます。
施設に入り、順路に沿って見学開始!
今回は特別に、スタッフの方に案内をしていただきました。
通常は案内なしでの見学となりますが、分からないことや気になったことは、もちろん質問OK!スタッフの方に気軽に聞いてくださいね!
まず初めに辿り着くのは、リアルなジオラマや剥製の展示スペース!圧巻です。
天井まで届くくらい大きなブナの木の下に、大きな水槽。
そこでは、ニッコウイワナが悠々と泳いでいる様子を見ることができます。
水槽の反対側には、只見町の自然の中に生息する動物や鳥の剥製がズラリ。
こちらのクマタカは、大型の猛禽類。ワシ並みに大きい体や、羽を広げたときの美しい縞模様が特徴です。
剣さんもリアルな剥製にびっくり!
(冒頭の剣さんのポーズは、こちらのクマタカポーズでした~!)
さらに進むと、人々の暮らしにまつわる物が展示されています。
豪雪地帯である只見町(奥会津)では、冬の間の手仕事として、植物を乾燥させ編み込んで作る伝統工芸品が多くあります。
日用品のザルやカゴをはじめ、可愛らしいバッグや小物入れまでさまざま。
只見町ブナセンターでは現在、企画展「只見のカエル」を開催中!
カエルについて詳しく学べるほか、なんと生体展示コーナーもあります!
町内に生息しているカエル9種類が、それぞれケースに入っていて一度に観察できちゃうのです!
写真は「アズマヒキガエル」という種類。
じっとこちらを見つめていて、なんだか可愛い・・・!
たくさん動き回るカエルや、じっと動かないカエル、さらに水に潜って隠れるカエルなど、種類によってそれぞれ行動が違い、見ているだけでもとても楽しいですよ~!
美湯さん「カエルは今まで苦手意識があったものの、お話を聞きながら観察すると、とても可愛くて愛着が湧きました!同じカエルでも個性があって興味深かったです!」
剣さん「カエルをここまでまじまじと観察できる機会は、中々ないのではないかな!そして、人間の生活が便利になっていく一方で、自然の中で生きる生物は生命の危機があるといった話を通して、自然と人間の共生についても、強く考えさせられた時間であった!」
カエルの企画展は、2022年9月12日(月)まで開催。この機会にぜひ足を運んでみてください♪
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只見町ブナセンター
〒968-0421 福島県南会津郡只見町只見町下2590
【車をご利用の場合】
磐越道「会津坂下IC」・・・約1時間30分
東北道「西那須野塩原IC」・・・約2時間30分
(電話番号)0241-72-8355
(営業時間)9:00~17:00(最終受付16:00)
(休館日)火曜日(祝祭日の場合翌平日)、年末年始
只見の恵みで作る手打ちの十割そば!
八十里庵
八十里庵は、只見町の叶津地区にある蕎麦屋さん。
お隣新潟県からのお客様も多いというこちらでは、こだわりの十割そばが味わえますよ。
お腹を空かせた剣さん・美湯さんもワクワクが止まらない様子♪
蕎麦を作り続けて20年以上という店主の佐藤さん。
「会津産のそばを石臼で挽いて、只見のおいしい水を加えて、手打ちで作る。このこだわりは開店当時から変えていないんです。只見は水がおいしい!」
と教えてくれました。
茹で時間も、他のお店より比較的長くしっかり茹でて、そのあと氷水でしっかり締めるのだそう。
看板メニューは「季まぐれセット」。
天ぷらや小鉢に、季節によって旬の食材を使用した大満足なセットメニューです!
取材時は、天ぷらには桑の葉、山椒の葉、たけのこ、金山産かぼちゃなど。小鉢は自家製の青トウガラシ味噌を添えたキュウリやゼンマイの炒め物などが並びました!
会津の郷土料理、にしんの山椒漬けもありました。
さっそく2人も実食!
剣さん「正直な感想・・・季まぐれセット、これで1,100円は安すぎではないか!?地の物を使った天ぷらや郷土料理、そして、細めでのど越しよく香り高い十割そば。豪華!美味い!」
美湯さんも、
「少し弾力のある細めのお蕎麦でとても美味しかったです!飲むようにするすると入っていき、さわやかな蕎麦の味を楽しめました。季節の食材が入る“季まぐれセット”ということで、季節ごとに何度でも訪れたくなりますね!今回初めていただいた桑の葉の天ぷらも美味しかった!」
とご満悦の表情で完食していました!
八十里庵さんには、お食事のほかもう1つ注目ポイントが。
それが、お店の外にある広々としたお庭!
鯉が泳ぐ池と、しっかり整備された緑が広がり、思わずぐっと伸びをして深呼吸をしたくなるような開放感があります。
剣さん「ご主人が手入れをされておる自慢の広大な庭も、食事と共に楽しんでいただきたい!」
こんな自然に囲まれているからこそ、ちょっと変わったサービスも。
「お食事中にカモシカを見つけたら2割引き」!?
「ツキノワ熊を見つけたら無料」!?
いままで見つけた・申し出た人はいないそう。
みなさん、ぜひ外にも注目しながらお食事してくださいね(笑)。
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手打ちそば処 八十里庵
〒968-0415 福島県南会津郡只見町叶津入叶津30
【車をご利用の場合】
磐越道「会津坂下IC」・・・約1時間10分
(電話番号)0241-82-3401
(営業時間)11:30~14:00
(休館日)無休※冬眠中(雪が降って消えるまで)休業いたします。
ひろ~い湖の眺めを満喫!
田子倉レイクビュー
福島と新潟の県境にある田子倉ダム。湖のほとりに田子倉レイクビューがあります。
田子倉湖を一望できるこの場所は、ドライブやツーリングの休憩所にもよく利用されます。
撮影時に少し曇が出てきてしまいましたが、360度大自然に囲まれた展望台からの眺めは、とても気持ちがいいんですよ~!
美湯さん「1枚の絵画を見ているかのような迫力!美しさに見惚れてしまいました!」
土日祝日限定で、特製ハンバーガーも販売中!セットメニューは、町内で作られている米粉のスナック菓子とドリンクが付きます。
奥会津でよく食べられる“ラム肉”を使った「田子倉ラムバーガー」は、田子倉レイクビューの看板メニュー!
美湯さん「ラム肉のパテがジューシー!お野菜もみずみずしく絶品です」
福島牛を100%使ったぜいたくなハンバーガーも登場!
剣さん「風が湖の水面や木々を撫でる音に、鳥や虫の声が聞こえる大自然の中でうまいハンバーガーを食べると、五感全てが癒されるようじゃ。肉汁たっぷり、ガツンと食べ応えがあるこれを食すことで、ツーリングやドライブの帰り道の運転のエネルギーチャージにもピッタリじゃ!」
さらに、今年から展望台に「田子倉ぶらん湖」も設置されました!
木でできたブランコで、座れば田子倉湖が視界いっぱいに広がります。う~ん絶景!撮影スポットとしてもオススメですよ!
美湯さん「ブランコに座ると、絶景を独り占めしているような感覚で、ぜいたくな時間を過ごすことができます!」
売店では、只見町をはじめ奥会津の食品や雑貨などが販売されています。
ひときわ目を引くのが、こちらの米焼酎「ねっか」!
町内の先祖伝来の土地で育てられる酒米、福島県産の酵母、ブナの原生林から湧き出る清らかな水、これらで仕込む只見の地酒です。
焼酎ハイボール「ねっかHI」や、もち米で作る焼酎「めごねっか」などもあるので、お土産にぜひゲットして★
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田子倉レイクビュー
〒968-0423 福島県南会津郡只見町田子倉604-18
【車をご利用の場合】
磐越道「会津坂下IC」・・・約1時間20分
関越道「小出IC」・・・約1時間30分
東北道「西那須野塩原IC」・・・約2時間10分
(電話番号)0241-82-2700
(営業時間)10:00~16:00
(休館日)火、水曜日
※11月中旬~4月下旬までは冬季閉鎖
調査の感想
自然を満喫しながらの只見町の旅。いかがでしたか!
美湯さん「喧騒から離れた大自然のまち只見町。只見の自然を五感で楽しむことは、心も体も癒されます!ぜひ、夏の疲れをリフレッシュしに只見町に訪れていただきたいと思います♡」
剣さん「“只見の人々が、自然と人間の共生を大切に日々生活しておる事を感じた。”この一文である。各施設を訪れるにはこの時期がベスト!冬季は雪深い地域故に各施設が休業となる場所が多いが、雪深い時期に楽しみなのが2月に開催される“只見ふるさとの雪まつり”。昨今は新型コロナウイルス感染症流行の影響で中止を余儀なくされておるが、次の2月は無事に開催される事を願う!」
たしかに、豪雪地帯ですが雪まつりも気になります。
自然を大切にしながら丁寧な暮らしをしている、只見町の人々。訪れた際は、ぜひ自然ファーストで、ゆっくり満喫してもらいたいです!