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※掲載内容は取材当時のものです。変更になる場合もありますのでご了承ください。
大きな窓からみえる湖はまさに絵画。
多くの人に長く愛されつづけるカフェ
今までも、これからも、ここでずっと自分を待っていてくれる。なぜだろう、「TARO CAFE」に来るとそんな気がして、気持ちが穏やかにほぐれるのを感じる。お店は今年で17年目。この場所で、多くの人に愛され、時を過ごしてきた。猪苗代湖畔の美しい景色と溶け合うように、お店は静かに佇む。
店内に足を踏み入れると、大きな窓が印象的だ。猪苗代湖に面した眺めは、この場所だからこそのとっておきの贈り物。時間帯なら夕方、季節なら冬がおすすめとのこと。燃えるような夕焼けは目に焼き付き、雪がたっぷりと積もれば、一瞬息をのむような銀世界が広がる。
人気のスイーツとコーヒー
まぁるいフォルムのティラミスは、柔らかく、口に含むと溶けだすような口当たりがたまらない。生地に、しっとり、じんわりと滲みこませたコーヒーの香りに心が躍る。ポットに入ったコーヒーは自家焙煎。すっきりとした飲み口は誰からも好まれる、スイーツの最高の相棒だ。
ずっと眺めていたくなるインテリアやメニュー表
暖かい光に包まれた店内、インテリアにもまた楽しみがたくさん。インテリアは、元デザイナーの店長がもともと持っていた本や、レコード、雑貨など。どれも、コーヒーの香りに包まれて居心地よくその場にある。お気に入りを探してみてほしい。
正直、いつまでも見ていたい。素朴で優しい色遣い、キュートなイラストのメニュー表。店長自身がデザインや写真の撮影を手掛けたのだという。1つ1つが味わい深く、手にとって、ためつすがめつ、眺めていたくなる。
訪れるすべての人に、思い思いの時間を提供する場
店を始めるとき、カフェという業種にこだわりがあったわけではない、と店長はいう。この場所で、人を迎え入れ、思い思いに過ごしてもらう。それを突き詰めたら「TARO CAFE」となった。
ただ、居心地よく過ごしてもらえればいい。シンプルなその想いにひかれ、多くの人が足を運び続ける。