笑顔がステキなスタッフがおもてなし。
田園が見渡せるナチュラルカフェ

入口にかかる幕にはカフェのロゴマークが。カラーリングは四季の田園を表している。水の張られた春(青)、緑に色づく夏(みどり)、黄金色に輝く秋(黄)、雪に覆われる冬(白)というイメージ。

2階建ての建物は見晴らしのいい2階がカフェとなっている。今回の取材の中では、一番西に位置し、観光地の中心からは少し外れたのどかなところにある。店名の通り、周りは田園が広がっている場所に佇むお店だ。

入り口前のペット用のスペース。テイクアウトメニューを購入すると利用することができる。実は店長は、ペットのカフェをやりたかったそう。せめて、ペット連れの人が利用できるようにと作られたスペースだ。

2階へあがろう。

カフェスペースは階段を上がった2階にある。エレベーターが設置されているのも嬉しい。店内は窓が広く、自然光の明るさであふれ、家具の暖かみとマッチしてとても気持ちいい。

実は奥まった席も人気。大きな時計や暖炉など、ところどころに重厚感のあるものをバランスよく配置していることが、家具類のアクセントになっており、明るい店内に落ち着いた雰囲気をプラスしている。

人気のメニュー

メニューもオシャレだが、決してオシャレを目指したわけではない。環境にいい物、体にいい物を選んだら、自然とオシャレになった、と店長はいう。取材の日の「今日のランチ」は特製ハンバーグ。ヘルシーな五穀米は、湯川米や会津産コシヒカリを使っている。

スイーツも外せない。フレンチトーストは、外はカリカリ、中はフワッとした絶品スイーツだ。手前は「アップルシナモンフレンチトースト」、奥は「den・enオリジナルフレンチトースト」。後者は季節のドライフルーツで彩られる。料理、スイーツには白砂糖を使わずに、きび糖やてんさい糖のみで甘さを出している。

お水の横にデトックスウォーターが。自家製ドライフルーツを使ったものが日替わりで置かれる。この日はドライフルーツにレッドベリーとミントを合わせたもの。これだけでも十分カフェのクオリティの高さがわかる。

絶景のテラス席

テラス席からは、磐梯山が一望できる。取材の日はなんとか山の上まで見えていた。この時期は手前の田園が一面黄色く染まっていて、晴れていたら緑の山とのコントラストが美しいに違いない。

何より印象的なのは、店員さん同士の仲が良く、和気あいあいな雰囲気のカフェだったことである。おいしいというだけでなく、お店の雰囲気がいいと、また食べに来たくなる。まさしくそんな気持ちにさせてくれる居心地のいいカフェだ。