2019年9月17日更新!
秋の川俣町には、軽快な音楽が鳴り響きます。
町に音楽が鳴り響くとは?
川俣町と言えばシャモ!だけど、個人的にはご当地パンもオススメだよ!
川俣町DATA
- 面積:
- 127.70km2
- 人口:
- 13,046人
- 川俣町の木:
- かえで
- 川俣町の花:
- 山つつじ
- 川俣町の鳥:
- うぐいす
鳴り響く音楽!コスキン・エン・ハポン
ブエナスタルデス!南米風にスペイン語でこんにちは~!地球の反対側にある南米の音楽が、ここ川俣町で楽しめることをご存知ですか?
その始まりは1975年。大の音楽好きだった町民がノルテ・ハポン(北日本中南米音楽連盟)を発足させ、その呼び掛けによって町内で南米音楽フォルクローレが披露されました。フォルクローレによる音楽祭はその後恒例行事となり、現在では毎年10月の連休に開催されています。
この音楽祭「コスキン・エン・ハポン」には、フォルクローレ好きな人々が日本全国から集結!ソロから団体まで多彩な音楽好きたちが、個性豊かなステージを披露しています。
特に見逃せないのが、初日に行われるコスキンパレード!南米の民族衣装に身を包んだ参加者たちが、パフォーマンスを繰り広げながら町内約2㎞の道のりを練り歩くのです。
開催期間中は、町内が朝から晩まで南米一色に。きっと新大陸の異国情緒が体感できますよ★
※2019年開催予定だった同イベントは、台風19号の影響により中止となりました。
食べてニッコリ!油ぱん
真っ赤なニコニコマークが目を引く清川製菓製パン店は、70年以上も続いているベーカリー。現在は3代目の齋藤利雄さんが、創業以来変わらないおいしさを提供し続けています。
そんなお店の看板メニューは「油ぱん」。これは名前の通りパンを油で揚げた一品で、県内外問わずファンが多いのだとか。なんとお客様の約9割がこの商品目当てに来店されるのだそうです!外壁にもドドンと書いてあるので、とっても分かりやすい!
この油ぱん、ふかふかの生地からジュワッと染み出す油がたまりません。しつこく感じなかった点も不思議ですが、こだわりの油に秘密があるようです。また揚げるタイミングは感覚で調整しているのだとか。長年作り続けている利雄さんだからこそ可能な技なのでしょう!
また2018年、ふくしまベストデザインコンペティションで銀メダルを受賞したパッケージにも注目。描かれたニコニコマークのように、思わず笑顔になれるおいしさでした!
川俣町の小学4年生には1人1本ずつ、南米音楽で使う縦笛ケーナが配られるのだとか!フォルクローレが本当に身近にある土地柄なんですね。ジュワッとおいしい油ぱんは、やめどきが難しい一品でした!